トリプルのブログ

愛媛県・松山市に住んでいます。猫が好きです。

嫌なことを思い出したときにすべき7つの行動

困った顔で働く会社員のイラスト(男性)

■ なぜ「ふとしたときに過去の辛い記憶を思い出す」のか?

1. 記憶は感情と深く結びついている

脳の「海馬」は記憶を司り、「扁桃体」は感情を処理します。

強い感情を伴った記憶は、この扁桃体と海馬の連携によって、より強く・長く保存されやすくなります。

脳のイラスト(人体)

つまり、辛かった経験ほど、脳に深く刻まれやすいのです。

2. トリガー(引き金)による無意識の想起

日常の何気ない音、匂い、風景、会話などが、過去の辛い記憶を「無意識に」引き出すことがあります。

これはPTSD心的外傷後ストレス障害などでも見られる現象です。

 

3. 心の未解決な問題

記憶は過去のものですが、それについての感情が処理されないまま残っていると、何度でも「現在」に戻ってきます。

心理学ではこれを「未完了の感情」や「未消化の体験」と表現します。

黒歴史ノートのイラスト


■ どうすればこの現象を乗り越えられるのか?

1. まず、「思い出してしまう自分」を責めない

「こんなこと思い出してはいけない」「もう過去なんだから忘れるべき」と思えば思うほど、逆にその記憶は強まります。

脳は抑えつけられたものを「重要なもの」として記憶してしまう性質があるからです。

タイムマシンのイラスト

「ああ、今つらい記憶が浮かんできたな。そんなこともあったよな」と、まずは自分を観察する姿勢が第一歩です。


2. 「記憶」ではなく「感情」を癒す

思い出そのものは変えられませんが、そのときの感情のケアは今からでも可能です。

  • 当時の自分を想像して、「あのときは本当につらかったよね」と声をかけてあげる

  • 安心できる人に話すことで、感情が外に出て、少しずつ癒える

  • 書くことで、感情を客観視できる


3. 今に意識を戻す訓練をする(マインドフルネス)

過去に引き戻されそうになるとき、「今ここ」に注意を向ける練習が効果的です。

  • 深呼吸をゆっくり5回する

  • 身体の感覚に注意を向ける(手の温度、足が地面に触れている感覚など)

  • 見えているもの、聞こえている音を実況する(頭の中で)

これらは、脳の「過去や未来にとらわれる回路」から「今ここにいる回路」への切り替えを促します。

リラックスのイラスト(棒人間)


4. 必要なら専門家の力を借りる

辛い記憶に圧倒されたり、生活に支障が出ている場合は、臨床心理士やカウンセラーなど、専門家の力を借りることも大切です。

自分で対処しきれないのは、弱さではなく「当然のこと」です。

相談窓口のイラスト


まとめ:あなたの反応は「おかしい」のではなく、「人間らしい」こと

つらい記憶がふとよみがえることは、人間の自然な防衛反応です。

脳は、自分を守るためにその記憶を保持しているのです。

だからこそ、その自分に対して少しずつ優しくなってあげることが、長い目で見て乗り越える力になります。

 

🧠 実践的な対処法

1. 【感情ジャーナリング】~心の内を紙に書き出す~

感情や記憶を見える形にすることで、整理しやすく、癒しが起きやすくなります。

✅ やり方:

  1. 静かに過ごせる時間と場所を確保(5〜15分)

  2. 次のような問いから始めて、自由に書く:

    • 「今、どんなことが心に引っかかっている?」

    • 「そのとき、私は本当は何を感じていた?」

    • 「あのときの自分に、何と声をかけたい?」

  3. 書いた内容は「正しい/間違い」ではなく、ただの気持ちの記録。誰にも見せなくてOK。

紙に何かを書く人のイラスト(女性会社員)

✍️ ポイント:書いていて涙が出ても大丈夫。それは癒しが進んでいるサインです。


2. 過去の自分を癒す

過去に傷ついた「心の中の小さな自分(インナーチャイルド)」をいたわることで、未解決の感情を癒します!

子役のイラスト

✅ やり方:

  1. 過去のつらかった場面を思い出す(あえて無理に思い出す必要はありません)

  2. その場にいる小さな自分(子ども時代のあなた)を思い浮かべる

  3. 以下のように、やさしく声をかけてみる:

  • 「あのとき、すごく怖かったよね。無理もないよ」

  • 「あなたは悪くないよ。大人がちゃんとしてくれなかっただけ」

  • 「今はもう大丈夫。私はここにいるからね」

💡 声を出して読む or 書いても効果的です。


3. 自分に優しくなる練習

自分を責めてしまう心の癖を和らげ、「共感」と「安心感」を育てる。

✅ やり方:

  1. 楽な姿勢で目を閉じる

  2. 手を胸に当てて、ゆっくり呼吸をする

  3. 心の中でこう唱える

  • 「今、私はつらさを感じている」

  • 「つらさは人間であれば誰でも感じるものだ」

  • 「そんな私に、やさしさと理解がありますように」

💡 1日5分でもOK。気分が落ち着くまで繰り返して。


(🌱 日常のセルフケア習慣)

4. デジタル・デトックス

 スマホSNSから距離を取る時間を毎日15分でも確保。

 刺激を減らすことで、過去の記憶に振り回されにくくなります。

スマホの画面を見せる人のイラスト(女性)

 

5.「安心する場所」や「人」をつくる

 心がざわついたときに戻れる場所や、無条件で安心できる人の存在は非常に大きな支えになります。

 カフェ、自然、公園、動物などでもOK!

夜のカフェのイラスト

 

6. 体を動かす(軽い運動)

 散歩、ストレッチ、ヨガなど。

 身体が緩むと、心もゆるみます!

夕方の犬の散歩のイラスト(男性)

 

7. 生活リズムの安定

 睡眠と食事は、メンタルヘルスの土台!

 脳と心が休まれば、過去の記憶を適切に処理する力も整ってきます。

 

🎁 最後に

これらの方法は、「今すぐすべてを解決する」魔法ではありません。

でも、少しずつ自分との信頼を取り戻し、「過去に支配されない心」を育ててくれます。

あなたのペースで始められそうなことから試してみてください!

 

というわけで本日は、「嫌なことを思い出したときにすべき7つの行動」についてまとめてみました!

筆者の10年来の友人に、辛い過去がフラッシュバックして苦しんでいる方がおりまして。

そんな方の助けに少しでもなれればと思い、この記事を書きました。

 

私自身は、5の「安心する場所や人をつくる」で日々を乗り切っています。

これは今日の帰り道(←日曜日なのに仕事でした)に撮った、瀬戸内海の景色です。

雄大な自然を前にすると、自分の悩みがちっぽけなものに思えてきます!

 

今回はこの辺で。

では、また!