トリプルのブログ

愛媛県・松山市に住んでいます。猫が好きです。

【2025夏アニメ】「カラオケ行こ!」&「ダンダダン」におけるXJAPANの「紅」の引用

 

アニメ「カラオケ行こ!」とは?

  • 原作:和山やま(『カラオケ行こ!』/ビームコミックス/KADOKAWA刊)
  • 元々は2019年に同人誌として発表され、2020年に単行本化。(全1巻)
  • 2020年11月からは続編の読み切り『ファミレス行こ。』も連載中です!

あらすじ

中学生で合唱部の部長・岡聡実(おか さとみ)は、ある日ヤクザの成田狂児(なりた きょうじ)に声をかけられる。

狂児の組では恒例のカラオケ大会があり、最下位になる者には「微妙な刺青」を入れられる掟があるという。

狂児は聡実に歌唱指導を依頼し、自分の十八番であるX JAPAN「紅」を歌えるようになる。

嫌々ながらも教えるうちに、二人の間には予想外の友情が芽生えていき……⁉

アニメ化情報

youtu.be

 

アニメ「カラオケ行こ!」の見どころは、丁寧な心情描写です。

声変わりで上手く歌えず、聡実が悶々とするシーンに非常に説得力がありました。

特に、第4話が神回でした!

声が思うように出ず、苦しみながらも、聡実が感情を剝き出しにしてX JAPAN「紅」を歌うシーンが素晴らしい!

変声期の歌声」を見事に表現した、声優さんの技量にも脱帽です。

 

さて、アニメ「カラオケ行こ!」は作品の性質上、有名アーティストさんの曲をカラオケで歌う場面が多くなっています。

作中でよく歌われているX JAPAN「紅」ですが、

あるアニメでこの楽曲をパロディーしたら炎上してしまった事件を、読者の皆様はご存知でしょうか?

アニメ『ダンダダン』(第2期・第18話)に登場したバンドの演奏シーンで流れたオリジナル楽曲「Hunting Soul」。

これが、X JAPANの代表曲『紅』に非常に酷似しているとして話題になりました。

ダンダダン

ダンダダン

  • 若山詩音
Amazon
  • 発端:第18話で流れた「Hunting Soul」が『紅』にあまりにも似ていたことが注目され、SNSで話題に。
  • YOSHIKIさんの反応:「無断で似せるのは失礼」「そもそも許可は?」という驚きと困惑が明かされ、法的な可能性まで示唆されました。
  • 謝罪と収束:自身の発言が波紋を呼んだことに対し、YOSHIKIさんは速やかに謝罪し、一応の鎮静化に。
  • オマージュかパロディか:愛ある表現と受け止める意見もあれば、著作権や商業性から厳しく見る向きもあり、認識が分かれる形に。

では、なぜ「カラオケ行こ!」での「紅」は好意的に受け止められ、

「ダンダダン」では批判的な意見も相次いだのでしょうか?

🔍 比較:『カラオケ行こ!』&『ダンダダン』

観点

カラオケ行こ!

ダンダダン

「紅」の使用方法

「紅」をカラオケで歌う

類似したオリジナル楽曲を制作し演奏(歌詞や展開も酷似)

権利処理

正規のカラオケ利用=著作権・演奏権クリア済み

明確な権利処理は不明(YOSHIKI本人が「知らなかった」と言及)

演出のトーン

作品の中で自然に使われ、ドラマ性を引き立てる

強烈なパロディ・オマージュ演出で笑いや驚きを狙う

アーティストの反応

特になし

YOSHIKIがXで困惑・不快感・弁護士の話にまで言及

視聴者の受け止め

リアルな青春の一幕として好評

一部から「やりすぎ」「リスペクトがない」と批判

 

🔑 主な違いのポイント

1. 著作権・使用許諾の有無

  • 『カラオケ行こ!』ではカラオケボックスのシーンで、原曲そのまま(ライセンス済)を使用しているため、正式な許可を得て使用されているとみられます。

  • 一方『ダンダダン』は似た曲をオリジナルで制作・使用しており、X JAPAN側の許可がなかったことで「パロディ?パクリ?」と疑問視されました。

2. 表現の「距離感」

  • 『カラオケ行こ!』では、実際の楽曲をそのまま用い、リスペクトの文脈で使われているため、あくまで“作品内での現実的なカラオケ利用という形。

  • 対して『ダンダダン』はキャラやビジュアルまでもがX JAPAN風に寄せられていて、「笑いのネタ」として使ったように見える人もおり、冗談として受け入れられない層もいたようです。

3. 関係者のリアクション

  • 『ダンダダン』では、YOSHIKI本人がSNSで発言し、「弁護士が〜」という言葉が出たため、事態がより大きくなりました。

  • 一方『カラオケ行こ!』ではX JAPANYOSHIKIが反応することもなく、問題視されませんでした


まとめ

「アーティストの作品を引用・登場させること」自体がNGというわけではありません。
大切なのは、

  • 権利をしっかりクリアしているか

  • 表現に対して敬意を払っているか

  • それがギャグや皮肉になっていないか

という点です。『カラオケ行こ!』は、X JAPANの曲を青春の一場面として使ったのに対し、『ダンダダン』はバンド・ビジュアル・楽曲すべてをオリジナル風に模したことで、「パロディ」と「商業的引用」の間のグレーゾーンに踏み込んでしまったといえます。

というわけで本日は、「カラオケ行こ!」&「ダンダダン」におけるX JAPAN「紅」の引用についてでした!

他の作品を引用するときは、原作へのリスペクトが大切ですね。 

ちなみに、今回ご紹介した「カラオケ行こ!」ですが、全6話だそうです。

 

(……え? 全6話?)

どうしてこう、面白いアニメほど早く終わってしまうんでしょうか(泣)

triples.hatenadiary.com

「カラオケ行こ!」も「フードコートで、また明日。」も名作ですので、よければ視聴してみてください!

今回はこの辺で。

では、また!