筆者は地方都市(愛媛県松山市)に住んでいますが、
「市街地の一部にマンションが次々と建てられる一方、郊外には空き家がたくさんある」
という現状を目の当たりにしています。
つまり、地価が高いエリアと低いエリアで極端な差が出ているわけです。
「地方都市における地価の二極化」や「空き家の増加と高級マンションの建設の共存」は、日本各地で深刻化している構造的な問題の一つです。
これは単に不動産の話ではなく、社会のあり方や将来の地域づくりにも関わる大きな課題だと思います。
🔍 地方都市における「二極化」とその背景
① なぜ中心市街地にだけ投資が集中するのか?
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人口減少・高齢化 → 投資対象を「勝てるエリア」に絞る動き
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行政や開発業者の思惑 → インバウンド、再開発、大型施設の集中
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移動手段の変化 → 車社会から、駅近・コンパクトシティ志向へ
→ 結果として、「駅周辺」や「商業エリア」に富が集まり、
それ以外は取り残される形に。

② なぜ郊外の空き家は放置されるのか?
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相続問題(誰も管理しない・できない)
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解体費用の負担が重い
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土地の需要がなく、売れない・貸せない
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古い団地や郊外住宅地のインフラ劣化、人口減
→ 経済合理性がなく、個人も行政も手を出しにくい

🧭 この現象がもたらす問題点
❗ 社会的な影響
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地域コミュニティの崩壊(空き家だらけの町では暮らしにくい)
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治安・衛生の悪化(空き家の放置による火災・ゴミ・動物の問題)
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自治体財政の圧迫(インフラ維持費がかさむ)
❗ 不公平感
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一部の人だけが「高値で売れる資産」を持ち、
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多くの人は「負債化する住宅」を抱える
🌱 この問題にどう向き合うか(個人・社会)
◯ 個人としてできること
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郊外の空き家をリノベして住む・活用する
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地域に根差した生活を続け、魅力を外に発信する
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「住む場所はお金でなく価値で選ぶ」という姿勢
◯ 社会的には
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空き家バンクの活用強化
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税制の見直し(固定資産税・空き家対策特措法の強化)
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ローカル自治体の創造的なまちづくり
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シェアハウス、コワーキング、地元企業との連携など
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このうち「空き家のリノベ」「空き家バンクの活用」に関しては、愛媛県の三津浜地区での取り組みが近年注目されています!
三津浜地区では、自治体や地域団体が中心となって空き家・古民家を次々と再生し、「暮らしと仕事の拠点」「賑わいの場」「地域のシンボル」として活用する取り組みが進んでいます。
以下、代表的な事例をまとめました。
🏡 主な活用事例
1. 「ミツハマル」・町家バンク(2012〜)
- 内容:空き家・空き店舗を調査し、移住者や出店希望者とのマッチングを実現。登録物件は売買・賃貸合わせて100件以上(売37件・貸119件)
- 施設整備:チャレンジショップを商店街に設置し、低賃料・期間限定で新規店舗開業を支援

- シェアショップ:「みつのほ」「みつのわ」といった古民家を複数店舗で共有する仕組みを運営し、テナント出店を公募中

2. 「旧濱田医院」リノベーション(洋風建築・築100年超)

3. 古民家・蔵のシェア利用&店舗転用
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多様な用途に対応するシェアショップや店舗化が進展:
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古着屋、シェアキッチン「塩の蔵」、カフェや雑貨、BAR、古本屋、アトリエ、ネイル店など
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4. co-living/ワーケーション拠点:「iroiro三津浜」「三津ミーツ」(2023〜)
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iroiro三津浜:築100年の塩蔵を改修し、ファミリー単位で利用できるラウンジ&コワーキングスペース。1階でソファ&キッズ・ドリンク、2階で仕事&学習環境を提供

- 三津ミーツ:別棟をリーズナブルなゲストハウスとして整備。利用者はワーケーション利用や地域交流が可能で、移住・二地域居住へのきっかけにも

5. ゲストハウス「Mittan」(築40年・一棟丸ごと改修)
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施工例:商店街近くの空き家をリノベーションし、1日1組限定のゲストハウスに転用。開放的な共用リビング、キッチン&バー、ウッドデッキを設置。地域と宿泊者の拠点として生まれ変わり交流の場に
というわけで本日は、地方都市の地価「二極化」と、三津浜地区の空き家活用事例を取り上げてみました!
三津浜地区、確かに商店街周辺は少しずつ活気づいてきてるんですけど、裏通りに入った途端に空き家だらけになるので、実はまだまだ問題は山積みなんですよね……。
↑この「ミツハマル」というサイトに空き家情報が載ってますので、よければ参考にしてみて下さい。
(リノベは必要かもしれませんが、激安価格で物件がゲットできるチャンスありです!)
今回はこの辺で。
では、また!
