「四国がね、一番遅れてますよ!」
仕事帰りに乗った電車で、こんな会話が聞こえてきました。
見れば、スーツケースを持った、会社員風の男性が2人。どうやら出張で松山へ来たようです。
2人は、四国の交通網がいかに整備されていないかということを熱く語っていました。
なぜだか分かりませんが、近くの席に座っていたおばあさんもサラリーマンたちの話に相槌を打っていました。コミュ力高いですね。
「新幹線があれば、今治(愛媛県)から高松(香川県)までは40分で行ける。でも新幹線が通ってないから、1時間以上かかる」
「松山駅から道後温泉(←有名な観光地ですね)まで電車で行こうとすると、乗り換えがめんどくさいのは良くない」
などと語っていました。
それ、地元民は皆思ってるけど、あえて言わないようにしてるやつだ……!
サラリーマンらの仰る通り、残念ながら、四国には新幹線が通っていません。
気になって調べてみると、「四国に新幹線を開通させよう」という計画自体は、50年以上前からあるようです。
しかし、一向に進んでいません。
なぜ、進まないのでしょうか?
最大の要因は、やはり「需要がない」ことでしょう。
四国の人口はただでさえ少ない(四国4県の人口を合計しても、横浜市の人口より少ないくらいです)上に、今後もほとんど増えることはないと思われます。
日本国内の観光地としても、マイナーな部類に入ります。
一応、お遍路の「四国八十八か所」という目玉はありますが、それくらいです。
四国に新幹線が開通したとしても、ほぼ確実に赤字になるはずです。
しかし、交通手段が限られるのも悪いことばかりではありません。
不便だということは、「あまり人が集まらず、オーバーツーリズムにならない」ということでもあるからです。
ここ数年こそ、円安の影響もあって外国人観光客が激増していますが、それ以前の来日観光客はさほど多くなかったですよね。

(国土交通省ホームページより)
では、なぜそれ以前は少なかったのか?
「今ほど円安じゃなかったから」だけではないと私は思います。
①地理的条件
日本という国は、周りを海に囲まれています。
ヨーロッパの国々のように、国同士が地続きで隣り合っていて、自由に行き来できるわけではありません。
それなりのコストと移動時間を費やし、飛行機や船に乗って来る必要があります。
このように、地理的な条件のせいで来日しづらかったというのが、まず1点。
②言語の壁
また、世界的に見ても、日本語はかなり難しい言語だとされています。
今でこそ、翻訳アプリをスマホで手軽に利用できますが、スマホがなかった時代、外国人観光客が日本人とコミュニケーションを取る難易度は今よりはるかに高かったはずです。
この2つの要因は、日本における四国にもそのままあてはまります。
①地理的条件
四国も、周りを海に囲まれています。(一応、橋が架かってはいますけども。)
しかも新幹線が通っていないため、交通手段が限られます。
②言語の壁
筆者が住んでいる愛媛県には、「伊予弁」なるものがあります。
たとえば、「だから」の意で「やけん」と言ったりします。
関西の人はよく「せやから」とか言いますが、あれとはまた異なる表現です。
愛媛県内でも地域によって言い回しが違いますし、香川、高知、徳島にも独自の方言があります。
これらの方言を完璧に訳すことは、翻訳アプリでも困難かもしれません。
まあ、方言に関しては関西弁に似ている部分も少しあるので、誤差の範囲内かもしれませんけども。
新幹線が通っておらず、地理的にも本州から離れていてアクセスが悪いからこそ、観光客が大量に押しかけてくることがない。
四国は四国として独自の道を進み、「知る人ぞ知る町」として発展したら良いんじゃないかな、と私は思います。
「鋼の錬金術師」の終盤で、主人公が田舎に帰って「何にもないよ」って(肯定的な意味で)言うシーンがあったと思うんですけど、あれに近いものを感じますね。
そして、
【今日の職場ランチ】

とり天弁当です。
「ダイエット中なのに食べすぎじゃない……?」と思った方へ。
筆者もそう思いましたが、これには事情があります。
いつもと違うお弁当屋さんで注文することになった際、「とり天がおすすめ」と先輩社員に聞いて、とりあえず頼んでみただけなんです。
メニューも見ると、安い方から数えて3番目くらい(700円)だったし、まあこれくらい安ければ量も少ないだろうと楽観していました。
……なのに、何でこんなに多いんだ!
しかも、メニューが古いやつだったのか、800円に値上げされていました。
食べてみた感想としては「悪くないんだけど、とり天が薄味だったな~」って感じです。個人的には、もうちょっとパンチが欲しい。
四国にも、もうちょっとパンチが欲しいところですね。
というわけで本日は、四国に新幹線がない件について自虐を交えながら書かせていただきました。
鳥取県が「スタバはないけど砂場はある」と宣伝したのは有名ですが、四国も「新幹線はないけど○○はある」と宣伝したいものです。
(……宣伝するほどのもの、あるかなあ。)








