SNS上で度々取り上げられる、「奢る・奢らない論争」。
デートの際、「男性が女性に食事代などを奢るべきか? 奢らない(=割り勘にする)べきか?」という問題について、様々な意見が飛び交っています。
このような記事が何度も出たり、
たまにですが、「男は奢って当然でしょ!」的な発言をして、叩かれている方も見受けられます。
ですが、私はついに、この論争に一つの終着点を見出しました。

(「ONE PIECE」より)
「終着点」は、この本の中に示されています。
早見和真先生の小説、「95」です。
(この記事のときに、図書館で借りてた本ですね。↓)
内容をざっくり説明します。
この小説では、1995年と2015年、2つの時間軸が交互に描かれます。
1995年時点では不良ぶっていた主人公は、2015年現在、家庭を持ってサラリーマンとして普通に働いています。
今回の記事で注目したいのは、主人公の不良時代です。
彼は元々、大人しい男子学生でした。が、あるときクラスメイトの不良から声を掛けられ、仲間に入ることになります。
不良グループのリーダーは「翔」と呼ばれています。
翔は独特なカリスマ性を持っていて、なかなか強烈なキャラクターです。
主人公が不良の仲間入りをしたとき、ご飯を奢るばかりでなく、何でもかんでも奢ってくれます。
美容院で髪を染めたときも、メガネ屋で伊達メガネを作ったときも、洋服やらスーツやらを買うときも、翔が全額払ったんです。
主人公だけではありません。他の仲間にも、ちょくちょく奢ってあげている描写があります。
家が裕福だからっていうのもあるんでしょうけど、恐ろしく気前が良い。
でも翔は、女の子にはほとんど奢らないのです。
彼は男友達に対しては豪快に奢りますが、女の子にはめったに奢ることがありません。
別に、女にモテないわけではないんです。いつも周りに女の子を侍らせているのに、奢る相手は基本男だけなんです。
翔の、この独特な主義が描写されているシーンを読んだとき、私は「これだ!」と思いました。
素晴らしい!
拍手喝采、スタンディングオベーションです。
これこそが、日本男児の一つの到達点と言っても過言ではないでしょう。
大和魂、ここに極まれりです。
そもそも、男性側が女の子にいつも奢ってばかりいるから、「女の子は奢られて当然なんだ!」と勘違いする一部の層が出てくるのです。
ならば、最初から奢らなければ良い。
奢る相手は男友達だけ、心の友だけに限定すれば、全部解決です。
日本男児は、「95」の翔のようなカリスマ性と漢気をもって振る舞うべきなのです!
……と言いたいところなのですが、残念ながら翔の理論には1つ、大きな穴があります。
彼が女の子に奢らない理由が、意味不明なんです。
本人いわく、「女に奢るのは援助交際と変わらない」「俺は援助交際が嫌いだ」。

(「BLEACH」より)
……は??
いやいや、奢るのと援助交際は全くの別物じゃないですか。
何言ってるんだこいつ……。
まあ、さすがに援助交際は言い過ぎだと思いますが、デートで男性が女性に奢るとき、多少の下心があるケースは多いと思うんですよね。
奢る見返りとして、2人の関係が進展することを期待しているわけです。
筆者は妹が1人いるんですけど、妹は
「奢られることで相手に主導権を握られるように感じる」
「見返りを期待されるように感じる」
と、奢られるのがむしろ精神的に負担になると話していたことがあります。彼女は割り勘派のようです。
翔の人間性が疑われるのが何とも悲しい限りですが、筆者なりに彼の主張にそれっぽい根拠を付けるとするなら、
・同性間の友情は、男女の恋愛よりも優先されるべきである
とかでしょうか。
まあ、根拠はともかくとして。
「奢る対象を女性ではなく、男性のみに設定する」という彼の斬新な考え方は、従来の「奢る・奢らない論争」に一石を投じた――と言えるかもしれないですし、言えないかもしれません。
彼のように柔軟でダイナミックな思想を持てば、固定観念にとらわれることなく生きていけるのは確かでしょう。
結局、周りの目を気にしすぎず、自分が奢りたいと思った相手にだけ奢れば良いのです。
もちろん、その相手が同性だろうが異性だろうが、年上だろうが年下だろうが関係なしです。
さて、最後に字数がちょっとだけ余ったので、恒例の「今日の職場ランチ」のコーナーです。
本日は「餃子の王将」のテイクアウトを利用しました。

唐揚げ弁当を頼みました。
弁当箱が、予想より2回りでかい!!
唐揚げもなかなかのラージサイズ!
唐揚げ以外にも、八宝菜やポテトサラダがガッツリ入っているのも嬉しいポイントです。
一口食べて、「美味っ!!」って感じでした。
なんか、全体的に「ザ・中華」な濃いめ味付けで、でも味がしつこすぎず、めちゃくちゃ美味しい。
騙されたと思って、一度食べてみてほしい味です。これは正直はまっちゃいそう。
王将のお弁当の通販はやってなさそうでしたが、こういうのはありました。
色々食べ比べてみたい方におすすめです。


